自分を探し過ぎて終わらないために 〜『40歳が社長になる日』を読んで〜
「40歳が社長になる日」を読んで
こういうタイトル本が好きでよく読んでます。ちなみに小説はどうしても途中でリタイヤしてしまうので私は読みません。
ざっくり言うと今後は40歳で社長になってその後その会社を引っ張っていくことになる。その為には現在20代30代のうちから経験を積ませて成長させなければならない。
という内容でした。
女子も男子もかかっている「10大疾病」
この本の中で、私のことか?とぐさっとくる部分があったので一部ご紹介します。
「管理職を目指したくない」「ロールモデルがいないから自分ごととして捉えられない」のはこの「10大疾病」が原因と著者は特定したようです。
①アクセサリー勝負病
上司がアクセサリーのように若い子を隣に置いて、営業同行をさせ、まともな仕事を与えない。ゆるふわな状況に本人も満足していたが、数年たって、厳しい現場にでて実践をつんだ同期男性との実力の差に気づき辞めてしまう。
④まだまだ病/過小評価病
よく聞く話ですが、男性は「俺が◯◯をやった」と思う過大評価に対して、女性は「ラッキーでした」「みんなでやりました」と自分の手柄にしない。
「異動しませんか」「昇格試験を受けませんか」という機会に対して「私なんてまだまだ」と自分の成長機会にブレーキをかける。
⑥キャリア迷子病
35歳くらいになると始まる。私の選んだ仕事はこれでよかったのか。漠然とした不安が湧き上がり「自分(の適職)探し」のモラトリアムの旅に入ってしまう。
セミナーなどに参加しまくり「自分探し」のために「ロールモデル探し」をしてしまう。結局は「何かのヒントによって自己肯定感」を得たいと思っている。
その他に、「努力安心病」「白馬の王子待ちすぎ病」などがあります。気になる方は読んでみてください。
最終的には、とにかく実践、経験を積むこと。といった内容でした。本を読んでもいくらぐぐっても情報デブになるだけ…
とくに女性は結婚、出産をすることもあるので、早めに「異動」を経験するとよい、ともありました。
自分の適職が気になったら
↑有名な本です。私はフォロワーさんに教えてもらいましたが、本についているコードを指定のWEBサイトで入力後、質問に答えると自分の適性が5つでてきます。
※コードは1度しか使えませんので、新品で買う方が無難です
2017年7月に「2.0」版がでました。私は「1.0」をやっていたのですが、再度気になってやってしまいました。前述⑥のキャリア迷子病だなと思います…
とはいえ、2.0はどう行動するとよいか、も記載があるのでやってよかったです。
今後はもっと経験をつめるようにいろいろ飛び込もうと思います。
おまけ
↑「『自分は何ものか?』だと?バカか!」と突っ込んでもらいたい方は最近出版されたビートたけし著書のこちらがオススメ。