次に繋げる子育て 〜映画【きみはいい子】ネタバレ少々〜
家族との思い出
子供ができてから特に思い出したことがあります。
父親との思い出
小3の頃に父親と二人でしながわ水族館に行った思い出。
レジャー施設の景品で父親が当てた恐竜のぬいぐるみをもらった事。
もらったぬいぐるみの名前を調べたら「ステゴサウルス」でした。それからステゴサウルスを見る度にその日の事を思い出します。
父の仕事が終わらない日は、一度私を迎えに来て、職場に私を連れて行きしばらく待たせる。そんな事が何度かありました。その時にいつも買ってもらっていたジュースがココアでした。
レアキャラの父親の方が記憶に残りやすいんでしょうか笑
子供に繋げていく
そんな思い出があるせいか。
レジャー施設に行ったら、何か思い出になるものを買ってあげたい。と思う自分がいます。(今のところそれが元で飛行機を好きになったとか動物を好きになったとかは残念ながらないようです)
たまに買うから記憶に残っているかと思うので、毎回買う必要はないかなとは思うんですけどね。
自分の子供だけではなく、繋げていく
「きみはいい子」という映画(ネタバレ含みます)
自身が虐待され、子供にも虐待をしてしまう母。ネグレクトを受けている子供、自閉症の子を持つ親。いろいろな人がいるとともに、いろいろな人を認め、助け合い、つながっていこう、という映画でした。
中でも、主人公を演じる高良健吾が仕事の悩みを抱えている時に、抱っこしている(4,5歳くらいの)甥っ子から、背中をポンポンしてもらって「がんばれ、がんばれ」と応援されるシーンがあります。
甥の母親は「あの子、私の真似して抱きしめて背中をポンポンってするの。私があの子に優しくすれば、あの子も他人に優しくするの。子供を可愛がれば世界が平和になるわけ。母親って凄い仕事でしょ!」
と。それにハッとした教師役の高良健吾がある子を助けるために立ち上がります。
「なんとかする」子どもの貧困
DMM会長の話の中で
DMM会長が始めたDMMアカデミーでの条件は学歴や国籍、金持ちか貧乏一切関係ないけれども、唯一「愛情を受けて育った子を受け入れたい」とありました。
それは会長自身の経験上、愛情を受けて育った土台がない子は何度も裏切ることが多かったそうです。「こいつもそのうちいなくなる」と信用されず、無力感を感じる事があったようです。
だからこそ、愛情を受けない子をなくしたいですね。
保育士になる夢を支える
保育士になるのが夢だけれどもそれは出来そうもない貧しい家で育った女の子を取り上げた新聞記事を見て、学費の支援を申し出た女性の事がかかれていました。
「一人だけ救ってもなにもならない」と反対する人がいる一方で「ええことやないの」と応援してくれる人もいた。
そして、
小学校のとき、おやつに事欠く母子家庭の子に「おやつ、もっていってあげなさい」という母親だった。
とありました。
まとめ
子供と公園へ行くと、ゴミ拾いをしているおばさんがいました。「昔この公園にお世話になったからこうして掃除して恩を返している」とのことでした。(ボランティアです)
何かあると自己責任で片付けるのではなく、「繋げていく」、無意識でも「つながっていく」。子供だけでなく、助けを求められたら救い、気づいてあげたり、理解したり、時には救ってもらい、プラスの連鎖を繋げて行きたいなと思いました。